2013年12月8日00時05分
脱脂粉乳にコッペパン、鯨の竜田揚げ、米飯……。時代とともに変化してきた給食。大人になっても愛を注ぐ人もいる。その変わらぬ魅力を追った。
■生徒のレシピで「給食甲子園」V
「手を合わせてください。いただきます」
愛知県西尾市にある市立西尾中学校。10月31日正午すぎ、給食の時間が始まった。
メニューは、白菜と豚肉のクリーム煮、栄養たっぷりコロッケ、さっぱり甘いキャベツサラダ、米粉パン、抹茶プリン、牛乳。技術家庭科の授業で2年7組が考えた「考案献立」で、個々の生徒が考えたメニューを、バランスを考えて組み合わせた。
はちみつを使ったサラダを考えた深津愛莉音さんは「野菜が嫌いな人も食べられるように甘くした」。コロッケを提案した山田なつ湖さんは、魚のすり身を使う祖母のアイデアを採り入れた。「家で作った時と同じ味がした」と笑顔を見せた。
同校は、2271施設が応募した昨年の全国学校給食甲子園(NPO法人21世紀構想研究会主催)の優勝校。甲子園は2006年、給食の存在意義を考え直そうと始まり、衛生面や栄養バランス、地場産物の活用などの点を評価している。優勝メニューは、生徒の考案献立だった。
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